成果報酬型の採用代行サービス10選を徹底比較!費用相場・選び方を解説
- 公開日:
- 2025.08.08
- 最終更新日:
- 2025.09.09

「成果報酬型の採用代行サービスを見つけたい」
「成果報酬型の採用代行サービスの選び方を知りたい」
当記事は、このような悩みを持つ採用担当者に向けて書いています。
採用代行(RPO)サービスは採用活動を全面的にサポートしてくれるため、効率良く求める人材を獲得することが可能です。採用代行サービスは依頼先によって様々な料金体系を用意しており、その1つとして成果報酬型があります。
当記事では、成果報酬型のおすすめ採用代行サービスや費用相場、選び方について詳しく解説します。
成果報酬型の採用代行サービスを利用するメリット・デメリットについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスとは?

成果報酬型の採用代行(RPO)サービスとは、特定の成果が発生したタイミングで決められた費用を支払う料金体系を採用した採用代行サービスのことです。
採用代行サービスは、企業の人材採用業務を外部の専門業者へ委託することを指します。
求人広告の掲載や応募者管理、選考など幅広い人材採用業務を任せられます。
企業は採用担当者の負担を軽減でき、コア業務へ専念することが可能です。
成果報酬型の採用代行サービスは成果が発生するまで費用がかからないため、費用対効果の高い支払い方式となっています。
従量課金型・一律課金型との違い
採用代行(RPO)サービスの料金体系には、成果報酬型以外に従量課金型や一律課金型があります。
従量課金型は各採用業務によって料金が設定されており、依頼する業務量によって費用を支払うタイプです。自社が依頼したい業務のみを任せられるため、無駄な費用の発生を防げます。
一律課金型は、プランによって定められた一定の金額で固定されているタイプです。
追加料金なしで採用業務をまとめて依頼できるので、全体的な業務を依頼したいときに最適です。
採用代行サービスによって採用している料金体系は異なるため、依頼したい人材業務や予算などを考慮して選ぶと良いでしょう。
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスに依頼できる業務範囲

成果報酬型の採用代行(RPO)サービスに依頼できる業務として、以下のようなものがあります。
- 求人の計画立案・作成
- 応募者管理
- 求人広告の掲載
- 選考・スカウト
- 説明会
それでは詳しく説明します。
求人の計画立案・作成
採用代行(RPO)サービスでは、求人の計画立案や求人票の作成を代行してもらえます。
自社が求めるターゲット人材を明確化しながら、目標を達成するための求人媒体の選定・求人票の作成を行ってもらえます。
採用戦略の立案からターゲット設定、スケジュール設計などを任せられるため、自社のリソースを使わず効率良く採用活動を進めることが可能です。
人材獲得の方向性についても相談できるので、効果的な採用戦略を考えられるようになります。
応募者管理
採用代行(RPO)サービスは、求人媒体からの応募者管理も代行してもらえます。
応募者管理は人数が増えるほど工数がかかるため、採用代行サービスに任せることで採用担当者の負担を大幅に軽減できます。
求職者から送付された履歴書や職務経歴書の収集・管理、問い合わせ対応、選考結果の通知などを行ってもらうことが可能です。
応募者管理のノウハウを社内に蓄積することで、将来的に内製化できるようになります。
求人広告の掲載
採用代行(RPO)サービスによっては、自社の代わりに求人広告の掲載も行ってもらえます。
複数媒体の求人広告の掲載も代行してもらうことができ、採用担当者の工数やコストを削減できます。
自社の採用戦略に合った採用媒体も選定してもらえるため、採用担当者にノウハウがなくても任せることが可能です。
求人広告の効果測定や分析も代行してもらえるので、効果をチェックしながら定期的にフィードバックを受け取れます。
選考・スカウト
応募者の選考やスカウトなどの人材業務は、採用代行(RPO)サービスが代行してくれます。
書類選考や面接の対応は採用担当者の負担が大きくなるため、採用代行サービスにサポートしてもらうことで軽減できるようになります。
スクリーニングにも対応しており、自社の条件に合った求職者のみを選定してもらうことも可能です。
書類選考は採用代行サービス、面接は自社など対応範囲を分けることもでき、採用業務を効率良く進められます。
求人媒体を通じて求職者の経験やスキルをチェックしてもらい、自社が求める人材に向けてスカウトメールを送ってもらうこともできます。
選考日程調整もサポートしてもらうことができ、自社と求職者の都合を合わせて選考を進められる点も魅力です。
説明会
会社説明会や職種説明会などのイベントも、採用代行(RPO)サービスに依頼できます。
事前に自社の希望を担当者に伝えれば、内容に従ってサービススタッフが代行してくれます。
イベント用の資料や資料の作成も依頼でき、自社のリソースを使わず説明会を進めることが可能です。
説明会は人材獲得の重要なイベントなので、業務を任せられることは自社にとってもメリットが大きいです。
成果報酬型のおすすめ採用代行(RPO)サービス10選

こちらでは、成果報酬型のおすすめ採用代行(RPO)サービスを10社紹介します。
各サービスの詳細や特徴を説明するので、ぜひ利用を検討してください。
1.サンクスラボ株式会社

サンクスラボ株式会社は、経験豊富な採用ディレクターとAIを活用した採用代行サービスを提供している企業です。
初期費用ゼロ・成果報酬プランでサービスを提供しており、戦略立案から選考運用までを一気通貫でサポート可能です。
スカウト最適化や母集団形成など、テクノロジーを活用した効率化を実現できます。
各プランによってまとめた採用業務に対応してもらえるので、効率良く人材獲得を目指せます。
様々な業界・規模の企業に導入されており、信頼性の高いサービスです。
会社名 | サンクスラボ株式会社 |
対応業務 | データ入力 フォームマーケティング SNSマーケティング アノテーション 営業サポート(名刺入力/メール送信など) 研究サポート 採用サポート(スカウト/書類選考依頼/面接調整/結果報告) Web更新 |
対応領域 | 中途・新卒 |
料金 | お見積り |
会社所在地 | 沖縄県那覇市泉崎1丁目21-3 那覇泉崎ビル |
URL | https://bpo.thankslab.biz/rpo/ |
2.StockSun株式会社

最短3日から依頼でき、13の採用手法から効果的なアプローチができます。
採用の知見が深い 優秀なディレクターが在籍しており、外部の人事担当として様々な採用業務を依頼可能です。
求人広告や検索エンジン、スカウト代行、人材紹介、ダイレクトリクルーティングなど幅広い採用業務に対応できる点が魅力です。
採用特化フリーランスがチームを組んでいるため、スピーディーに対応してもらえます。
会社名 | StockSun株式会社 |
対応業務 | 求人広告運用 スカウト SNS活用 人材紹介 リファラル 選考調整 媒体運用 |
対応領域 | 中途・新卒 |
料金 | お見積り |
会社所在地 | 東京都新宿区西新宿3丁目7-30 フロンティアグラン西新宿地下1階B102号室 |
URL | https://stock-sun.com/ |
3.株式会社ライトアップ

株式会社ライトアップは、中小企業向けの採用代行サービスを提供している企業です。
初期費用・月額費用ゼロとなっており、年間採用数に満たなければ不採用1人につき60万円の返金サポートもあります。
一次面接代行サービスが付属しているため、採用担当者の負担を軽減できます。
年間で5名の採用達成度合いを振り返り、要因分析を実施してくれる点も特徴です。
AI活用研修サービスも提供しているので、最新技術を取り入れた組織体制を構築できます。
会社名 | 株式会社ライトアップ |
対応業務 | 採用戦略の設計 求人広告 スカウト配信 リファラルや媒体運用 選考プロセス代行 内定者フォロー |
対応領域 | 中途・新卒 |
料金 | お見積り |
会社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー32F |
URL | https://www.writeup.jp/ |
4.株式会社コネクトグロー

株式会社コネクトグローは、最短2週間で人材を採用できるサービスを提供している企業です。
依頼人数が多くなるほど1人あたりの成功報酬が安くなる料金設計となっており、複数名の採用を考えている企業に最適です。
ヒアリングから市場調査、ターゲット設定、求人媒体の決定など幅広い採用業務を任せられます。
企業に合わせて最適なプランを用意してもらうことができ、高い費用対効果を期待できます。
200社以上の採用支援実績があり、信頼性の高いサービスを提供している企業です。
会社名 | 株式会社コネクトグロー |
対応業務 | 採用戦略・計画の設計 求人原稿の作成 求人媒体選定 スカウト活用 応募受付〜選考代行 定着化支援 |
対応領域 | 中途・新卒 |
料金 | お見積り |
会社所在地 | ⼤阪府⼤阪市北区梅⽥1-1-3⼤阪駅前第3ビル29階1-1-1号室 |
URL | https://connect-grow.co.jp/ |
5.Bases of Next 株式会社

Bases of Next 株式会社は、企業の採用活動を変革することをテーマとした採用代行サービスです。
面接設定もしくは採用決定の成功報酬を選択でき、企業のリスクを最小限におさえられます。
Web面接など選考フローをオンラインでサポートしてもらえるため、遠方からの応募者にも対応可能です。
210社以上の採用支援実績があり、幅広い業界・業種の知見があります。
会社名 | Bases of Next 株式会社 |
対応業務 | 採用戦略支援 選考代行 |
対応領域 | 中途・新卒 |
料金 | お見積り |
会社所在地 | 大阪市淀川区西中島7丁目1番29号 新大阪SONEビル1F |
URL | https://www.bases-of-next.com/ |
6.プライドワークス株式会社

プライドワークス株式会社は、経営課題を抱えた企業に向けて伴走しながら課題解決を推進してくれる採用代行サービスを提供している企業です。
人材採用のプロフェッショナルが採用活動を完全代行してくれるため、求める成果を出すことが可能です。
フリーランスを中心として、経験やスキル豊富なプロ人材を各プロジェクトに合わせて低コスト・短期間でアサインしてくれます。
スタートアップ企業や製造業に向けて、技術顧問のアサインや新規事業・研究開発、DXなどの課題解決に強みがあります。
会社名 | プライドワークス株式会社 |
対応業務 | 採用戦略 応募媒体選定 面接設計・KPI管理 |
対応領域 | 中途・新卒 |
料金 | お見積り |
会社所在地 | 東京都渋谷区幡ケ谷1丁目2−2 京王幡ヶ谷ビル 4F |
URL | https://prideworks.co.jp/ |
7.株式会社INREVO

株式会社INREVOは、採用代行サービス「ヒトトレ採用」を提供している企業です。
採用が成功しなければ全額返金のサポートがあるため、企業のリスクをなくせます。
求人広告代理店としての知見があり、採用業務だけでなくコンサルティングや人事担当者への研修まで一貫した対応が可能です。
人事・採用業務経験者100%でのチームがスピーディに採用設計し、人件費を最小化できます。
徹底的に仕上げた採用フローによって、無駄とコストを省いた高品質な支援が可能となっています。
採用業務を包括的にサポートしてもらうことができ、採用ナレッジの蓄積と自走を支援してくれる点が魅力です。
会社名 | 株式会社INREVO |
対応業務 | 採用計画設計 求人媒体選定 求人原稿作成 スカウト配信 応募者対応 一次面接代行 面接日程調整 内定者フォロー |
対応領域 | 中途・新卒 |
料金 | お見積り |
会社所在地 | 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目4−25 アクロスキューブ |
URL | https://inrevo.co.jp/ |
8.株式会社アロネット

株式会社アロネットは、採用した社員の初出社が確認できたタイミングで報酬が発生する採用代行サービスを提供している企業です。
内定ではなく初出社が報酬の支払うタイミングになるため、内定辞退によって無駄なコストを支払うリスクを防げます。
全国対応で無期限・無制限で求人を掲載でき、コストをかけず人材募集が可能です。
柔軟なサービス設計によって、時間とコストを節約しながら優秀な人材を獲得できます。
会社名 | 株式会社アロネット |
対応業務 | 採用活動の企画 媒体選定 求人原稿作成 応募者対応 面接調整 一次面接代行等の選考業務 内定者フォロー |
対応領域 | アルバイト・中途 |
料金 | お見積り |
会社所在地 | 東京都台東区下谷1-4-10上野SKビル9階 |
URL | https://arrow-net.recruitment.jp/ |
9.株式会社エスプールリンク

株式会社エスプールリンクは、400社以上の採用支援・採用代行実績がある企業です。
採用代行サービス「OMUSUBI」を提供しており、求職者からの応募に迅速かつ丁寧に対応してくれます。
アルバイトや中途採用に特化したサービスを提供しており、求人広告の掲載から応募者対応、面接設定まで一貫した対応が可能です。
媒体別採用進捗・拠点別採用進捗などをデータ分析することで、応募者とのミスマッチを減らすことができます。
Web応募ではチャットボットで24時間対応でき、夜間の応募も接触の機会を持てます。
会社名 | 株式会社エスプールリンク |
対応業務 | 応募受付代行 WEB面接代行サービス |
対応領域 | 中途・新卒 |
料金 | お見積り |
会社所在地 | 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル10F |
URL | https://link.spool.co.jp/ |
10.株式会社ライフプラン

株式会社ライフプランは、中小企業の採用に特化した採用代行サービスを提供している企業です。
完全成功報酬型のサービス設計となっており、採用が5名に満たなければ1人につき60万円返金保証を受けられます。
採用ニーズのヒアリングから求人票の作成・掲載、候補者選定、面接設定まで採用のプロが一貫して対応してもらえます。
会社名 | 株式会社ライフプラン |
対応業務 | 採用企画・要件策定 求人原稿作成・掲載代行 候補者選定 書類選考 一次面接の代行対応 スケジュール調整 面接実施 内定者フォロー 採用プロセスのKPI管理・PDCA支援 |
対応領域 | 中途・新卒 |
料金 | お見積り |
会社所在地 | 東京都練馬区2-49-5-204 |
URL | https://lifeplan.co.jp/pro300.html |
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスの費用相場

成果報酬型の採用代行(RPO)サービスの費用相場は、採用された求職者の年収20〜30%程度となっています。
初期費用は無料な企業が多く、成果に合わせて決められた料金を支払います。
例えば想定年収が500万円の場合、100万円〜150万円が相場です。
経営幹部などのハイクラス人材を採用するなら、想定年収が1000万円であれば200万円〜300万円の報酬を支払う必要があります。
成果報酬型の採用代行サービスは1人あたりの採用コストが高いため、大量採用には向いていません。 自社の都合に合わせて、最適な料金体系を採用している採用代行サービスを利用しましょう。
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスの選び方

成果報酬型の採用代行(RPO)サービスを選ぶときは、以下のようなポイントをチェックしてください。
- サポート体制で選ぶ
- 自社の採用課題で選ぶ
- 実績で選ぶ
- 費用で選ぶ
それでは詳しく解説します。
サポート体制で選ぶ
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスの選定ポイントとして、サポート体制の充実度は重要な要素です。
自社の採用課題に寄り添いながら、最適解を導いてもらえるかどうかは大切なポイントとなります。
また、自社のリスクをおさえるためにも、返金制度があるのかもチェックしておいてください。
さらに採用活動を計画的に進めるために、スピーディなレスポンスをしてもらえる企業を選ぶことも重要です。
サポート体制については採用代行サービスの公式サイトに記載されていることが多いため、ぜひチェックしておきましょう。
自社の採用課題で選ぶ
自社の採用課題を解決できるかによって、選ぶべき採用代行(RPO)サービスは異なります。
採用代行サービスはそれぞれ得意な領域があり、自社のニーズにマッチした企業でなければ十分な成果を得ることが難しいです。
もし採用活動に工数がかかっていることが課題になっているなら、フルアウトソーシングを実現できる採用代行サービスへの依頼がおすすめです。
まずは自社の採用課題を洗い出し、複数者の採用代行サービスを比較しながら最終的に依頼する企業を決定しましょう。
実績で選ぶ
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスを選ぶ際には、自社と似た実績があるかチェックしましょう。
自社の業界・業種に得意な企業を選ぶことで、同様に成果を得られるようになります。
自社の強みを活かしながら採用活動を効率良く進められるので、求める成果を期待できます。
採用代行サービスの公式サイトにはこれまでの実績が掲載されていることもあるため、自社と類似する実績があるか確認してみましょう。
費用で選ぶ
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスは、企業によってそれぞれ費用が異なります。
成果報酬型では採用までに料金が発生しませんが、1人あたりの採用コストが高くなる傾向にあります。
人材の想定年収が高くなるほど、採用代行サービスに支払う料金も高くなるので注意が必要です。
まずは複数社から見積りを出し、自社の予算に合った採用代行サービスに依頼するようにしましょう。
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスを利用する3つのメリット

成果報酬型の採用代行(RPO)サービスを利用することで、以下のような3つのメリットがあります。
- 採用コストを削減できる
- 採用ノウハウを身につけられる
- スピーディに採用を進められる
それでは順番に説明します。
1.採用コストを削減できる
採用活動は、採用担当者の工数や人材広告費、応募者管理などコストがかかります。
採用代行(RPO)サービスを利用すれば自社でかかる採用コストを削減できるため、無駄な出費をおさえられます。
ほかの部分に費用を使えるようになるので、自社にとってメリットは大きいです。
2.採用ノウハウを身につけられる
採用代行(RPO)サービスを利用することで、採用のプロからノウハウを身につけられます。
ターゲット設定や求人媒体の選定、応募者のフォローアップなど幅広い業務からノウハウを得られるため、将来的に内製化を進めることが可能です。
ただし、採用業務を全て丸投げすると採用ノウハウを蓄積することが難しくなるため、採用担当者は積極的に学習する必要があります。
採用ノウハウを身につけられる点は、自社にとって良いメリットとなるでしょう。
3.スピーディに採用を進められる
採用代行(RPO)サービスを利用すれば、スピーディに採用活動を進められます。
自社の採用担当者と業者の業務を分業できるため、効率良く採用活動をおこなうことが可能です。
中途採用や大量採用が必要な際にもスピード感を持って対応できることから、短期間のうちに採用活動を進めたい企業にはメリットとなります。
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスを利用する4つのデメリット

成果報酬型の採用代行(RPO)サービスを利用することで、以下のような4つのデメリットも存在します。
- 候補者との接点が少なくなる
- 認識のズレが起こりやすい
- 自社の採用ノウハウが蓄積されない
- 依頼する業務範囲を決めておく必要がある
良い点だけでなく、悪い点についても理解を深めておきましょう。
1.候補者との接点が少なくなる
採用代行(RPO)サービスに採用業務を委託すると、自社と候補者との接点が少なくなります。
企業と候補者は信頼関係を築くことによって、長期的に働いてもらえるようになります。
内定を獲得した候補者が自社と接点を持てなければ、不安や疑念が大きくなってしまい内定辞退となる可能性も高いです。
基本的な採用業務は採用代行サービスに依頼しても問題ありませんが、候補者とのやり取りには自社の採用担当者も積極的に関わることをおすすめします。
自社と候補者の接点を増やすことで、信頼関係を築いて安心して働いてもらうことができます。
2.認識のズレが起こりやすい
採用代行(RPO)サービスに依頼すると、自社とターゲットの人物像や採用基準のズレが発生することもあります。
採用代行サービスとの契約には担当者とヒアリングを行いますが、自社と相性が悪いとニーズを理解してもらえない可能性が高いです。
定期的にコミュニケーションを取ってもらえる担当者であれば、共有の認識を持ちながら目標に向けて採用活動を進められます。
少しでもリスクをなくすためにも、担当者とは積極的にコミュニケーションを取りましょう。
3.自社の採用ノウハウが蓄積されない
採用代行(RPO)サービスに採用業務を丸投げすると、自社の採用ノウハウが蓄積されない恐れがあります。
採用活動は契約終了後にも行うことがあるため、採用ノウハウを蓄積できなければ高い費用対効果を見込めなくなります。
採用代行サービスには人材採用のプロが在籍しているので、実践的な採用ノウハウをアドバイスしてもらうことが可能です。
将来的に内製化を進めるためにも、採用担当者は採用代行サービスから採用ノウハウを学習しデータとして自社に保管しておくことをおすすめします。
4.依頼する業務範囲を決めておく必要がある
採用代行(RPO)サービスへ依頼する際には、どんな採用業務を任せるのか決めておく必要があります。
採用代行サービスは専用のプランを用意していることがあり、それぞれ対応できる業務範囲が異なります。
もし業務範囲を決めていなければ、依頼後にトラブルが発生する可能性も高いです。
そのため依頼前にはどのような採用業務を任せられるのかをチェックし、どこまでを依頼したいのか明確にしておくようにしましょう。
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスに関するよくある質問

最後に、成果報酬型の採用代行(RPO)サービスに関するよくある質問について回答します。
- 採用代行の業務委託依頼は違法性がある?
- 費用相場以上の採用代行を選ぶべきではない?
- 採用代行の各料金システムはどのタイミングで支払う?
疑問を解消するためにも、ぜひチェックしてください。
Q.1:採用代行の業務委託依頼は違法性がある?
採用代行サービスを業務委託として依頼する場合、職業安定法に基づいて厚生労働大臣または都道府県労働局長の許可が必要となります。
採用代行は求職者と求人企業を仲介する職業紹介事業に該当し、職業安定法第30条の規定によって原則有料職業紹介事業の許可が必要です。
許可を受けずに職業紹介を行った場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処される恐れがあります。
人材紹介会社に採用業務を委託するときに許可を得ている会社なら、違法性はありません。
職業安定法に基づいて、厚生労働大臣または都道府県労働局長の許可を得ているのかチェックしておきましょう。
Q.2:費用相場以上の採用代行を選ぶべきではない?
成果報酬型の採用代行(RPO)サービスには費用相場がありますが、料金が高かったとしてもサービス内容が良ければ依頼しても問題ありません。
採用代行サービスはそれぞれ得意な業界や業種、実績などがあるため、料金が費用相場以上だったとしても求める成果を得られる可能性は高いです。
もちろん予算が限られているならコスパ良く依頼できる業者を見つけるべきですが、料金の安さだけに注目すると採用が失敗に終わることもあります。
そのためサービス内容が自社とマッチしているのであれば、費用相場以上の採用代行サービスに依頼も検討しましょう。
Q.3:採用代行の各料金システムはどのタイミングで支払う?
採用代行(RPO)サービスの各料金システムでは、以下のようなタイミングで支払います。
- 成果報酬型:自社と採用代行サービスで決めた成果が発生したタイミング
- 従量課金型:依頼した業務内容が終了したタイミング
- 一律課金型:契約時にプランを選択したタイミング
支払うタイミングは企業によっても異なることがあるので、あくまでも参考程度に理解しておいてください。
まとめ
今回は、成果報酬型のおすすめ採用代行サービスや費用相場、選び方、利用するメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
成果報酬型の採用代行サービスは成果が発生したタイミングで報酬を支払うため、費用対効果の高い料金体系となっています。
採用代行サービスは採用コストを削減でき、採用ノウハウを身につけられるだけでなくスピーディに採用を進められる点でもメリットが大きいです。
ぜひ当記事で紹介した成果報酬型の採用代行サービスを参考にしながら、自社に合った企業と契約を検討してください。
この記事を書いた人
サンクスラボ編集部
サンクスラボ株式会社が運営するメディアの編集部 。 障がい者雇用にかかわる情報を日々お届けします。
