採用代行サービスの費用相場は?業務委託で理解すべき料金体系を解説
- 公開日:
- 2025.08.08
- 最終更新日:
- 2025.08.08
「採用代行サービスの費用相場を知りたい」
「自社が採用代行サービスを利用すべきかわからない」
これから採用代行(RPO)サービスの利用を検討している担当者の方は、このような悩みを持っているのではないでしょうか。
採用代行サービスを利用することで、効率良く人材採用を進めることができます。
ただし、どれくらいの費用が必要になるのかを理解しておかなければ契約後に自社の予算を超過する恐れがあるので注意が必要です。
当記事では、採用代行サービスの費用相場や具体的な料金体系について詳しく解説します。
採用代行サービスの費用について理解を深められるため、ぜひ参考にご覧ください。
目次
採用代行(RPO)サービスとは

採用代行(RPO)サービスとは、人材採用の業務を一部もしくは全部を委託できるサービスです。
採用代行は「RPO(Recruitment Process Outsourcing)」とも呼ばれており、採用業務のアウトソースを指します。
社内のリソースを使わずに人材採用を進められるため、採用担当者はコア業務に専念できます。
採用代行サービスは人材採用のプロフェッショナルなので、専門性の高いスキルから企業の求める人材獲得が可能です。
採用代行(RPO)サービスの必要性
採用代行(RPO)サービスが企業から求められる理由として、採用手法の多様化や採用活動の長期化が関係しています。
現在では様々な業界・業種で人手不足が大きな課題となっており、企業は人材を獲得するために採用手法の工夫が必要です。
ただし、新しい採用手法を取り入れるには手間や工数がかかるため、自社だけで対応するにはリソース不足になりやすいです。
また、現在は求職者が売り手市場となっているので、優秀な人材は複数社から内定を獲得しており途中で内定辞退されることも少なくはありません。
結果的に採用活動が長期化してしまい、採用担当者の負担は増えてしまいます。
このような背景から採用代行サービスの需要は高まっており、多くの企業が採用活動を効率良く進めるためにも利用しています。
採用代行(RPO)で業務委託できる内容

採用代行(RPO)で業務委託できる内容として、以下のようなものがあります。
- 求人の計画立案・作成
- 応募者管理
- 求人広告の掲載
- 選考・スカウト
- 説明会
それでは詳しく説明します。
求人の計画立案・作成
採用代行(RPO)サービスは、自社の要望に合わせて求人の計画立案や求人票の作成を行います。
求人の計画では採用ターゲットの設定や採用媒体の選定、選考フローの設計などを代行してもらえます。
採用代行サービスと自社の方向性が固まれば、求人票の作成を委託できるので自社にノウハウがなかったとしても効率良く採用活動を進めることが可能です。
応募者管理
採用媒体から獲得した応募者管理も採用代行(RPO)サービスに委託できます。
応募者とのやり取りやスケジュール調整、合否連絡などを依頼できるため、採用担当者の手間や工数を大幅に削減可能です。
スピーディに対応してくれる業者も多いので、応募者から自社に良いイメージを持ってもらえます。
内定者の管理も委託でき、入社案内や入社書類の作成、入社日調整なども対応してもらうことが可能です。
採用活動では複数人の応募者管理に工数がかかりやすいことから、採用代行サービスを利用すれば採用担当者はほかのコア業務に専念できます。
求人広告の掲載
求人広告の選定や掲載などの管理業務も採用代行(RPO)サービスに委託できます。
長期的に複数の採用媒体を利用している場合、採用代行サービスに委託するほうが工数削減だけでなくコスト削減にもつながります。
求職者からの反応などをデータとして分析してくれるため、改善点や対策についてもアドバイスを受け取ることが可能です。
現在ではSNSや検索エンジン(GoogleやYahoo!)などを使って求人広告を出稿する企業も多いので、広告の管理業務を任せられる採用代行サービスは非常に便利です。
選考・スカウト
採用代行(RPO)サービスは、自社の選定基準をもとに応募者の選定や求職者のスカウトを委託できます。
自社が求める採用ターゲットを明確にして選定・スカウトを代行してもらえるため、効率良く人材獲得を目指せます。
選考は応募者が増えるほど対応に時間がかかるので、外部へ委託すれば大幅な工数削減が可能です。
求人サイトを通じてスカウトメールを送る作業も委託でき、求める人材に向けて自社からアプローチをかけられます。
選考やスカウトは優秀な人材を獲得するための重要なステップなので、自社の選定基準をもとに対応してくれる採用代行サービスの利用がおすすめです。
説明会
新卒の会社説明会や中途の職種説明会などは、採用代行(RPO)サービスに委託できます。
採用担当者と代行会社で調整を行うことで、説明会参加者に向けて求める対応をしてもらえます。
説明会用のスライド・プレゼン資料の作成依頼も代行できるため、説明会は採用担当者、資料作成は採用代行サービスに委託といった方法も可能です。
採用代行(RPO)サービスの費用相場【業務内容別】

前提として採用代行(RPO)サービスの費用相場は、採用人数や業務内容、委託業者の運営形態などによって変動します。
業務内容別の費用相場を下記の表にまとめたので、ぜひ参考にご覧ください。
| 業務内容 | 費用 |
| 媒体管理 | 5万円〜70万円/月 |
| 選考日程調整 | 5万円〜/月 |
| スカウト配信 | 3万円〜/月 |
| 各種発着信対応 | 5万円〜/月 |
| 面接業務代行 | 30万円〜 |
一部の業務のみを依頼するなら月5万円〜70万円、全体的な業務なら月15万円〜100万円程度かかります。
自社の予算が決まっている場合、一部の業務のみを採用代行サービスに依頼することで予算内で対応してもらえます。
採用代行(RPO)サービスの料金体系
採用代行(RPO)サービスの料金体系には、以下のようなものがあります。
- 定額制
- 従量単価請求制
- 成果報酬制
料金体系によって報酬を支払うタイミングが異なるため、それぞれの違いを理解しておきましょう。
定額制
定額制は、3ヶ月・6ヶ月・1年など決められた期間で契約するプランです。
決められた金額で契約できるため、予算が決められている企業に最適です。
従量単価請求制
従量単価請求制は、業務内容とボリュームによって課金されるプランです。
求める業務のみを依頼することができ、業務ごとに細かく料金が設定されているので最低限の費用で抑えられます。
自社の負担が大きい工程のみを依頼できるため、効率良く採用活動を進めたいときに最適です。
採用代行(RPO)サービスの多くはホームページに料金を掲載しているので、複数社から見積もりを出して決定することをおすすめします。
成果報酬制
成果報酬制は、応募数や採用数など成果が発生したタイミングで費用が発生するプランです。
自社と採用代行(RPO)サービスによって決められた成果が出なければ費用は発生しないため、費用対効果が高くなっています。
ただし、応募数や採用数を成果として設定すると、自社が求める人材とは異なる応募が発生することもあります。
そのため成果報酬制を採用している採用代行サービスを利用する場合、事前に採用ターゲットをしっかりと打ち合わせておくことが大切です。
採用代行(RPO)サービスの運営形態
採用代行(RPO)サービスの運営形態には、以下のようなものがあります。
- 社員
- フリーランス
- アルバイト
運営形態によっても費用は大きく変動するので、ぜひ参考にご覧ください。
社員
採用代行サービスの社員が支援する運用形態では、社内教育や研修制度が整っているのでサービス品質が安定しています。
人材採用の専門知識や経験も豊富にあり、組織としてノウハウが蓄積されています。
ただし、ほかの運営形態と比べてコストが高くなりやすいため、契約するプランによっては予算オーバーになる可能性も高いです。
サービスの品質を重視するなら、採用代行サービスの社員が支援する運用形態がおすすめです。
フリーランス
採用代行サービスの運用形態には、フリーランス人材が支援する形態もあります。
専門的なスキルを持った人材を活用でき、必要な業務のみを任せられます。
フリーランスとの交渉によって報酬を決定できるため、自社の予算に合わせて依頼できる点も魅力です。
ただし、フリーランスは人によって対応レベルに差があり、継続的な依頼が難しいです。
専門性の高さを見極め、優秀なフリーランス人材を見つけることで求める成果を得られます。
アルバイト
アルバイトを利用し、採用活動を支援してもらう運営形態も存在します。
ほかの運営形態と比べて専門的な経験や知識は少ないですが、人件費を抑えられるのでコスパが高いです。
業務量に合わせて人員を調整しやすく、柔軟な使い方ができます。
費用面を抑えた採用代行を求めるなら、アルバイトの活用がおすすめです。
採用代行(RPO)サービスを利用するメリット

採用代行(RPO)サービスを利用することで、以下のようなメリットがあります。
- 採用担当者の負担を減らせる
- 採用コストを削減できる
- 採用のノウハウを学べる
それでは詳しく解説します。
採用担当者の負担を減らせる
採用代行(RPO)サービスを利用するメリットの1つとして、採用担当者の負担を軽減できる点にあります。
採用活動は採用手法の選定や求人票の作成、応募者の管理など、採用担当者の工数や手間がかかります。
自社のリソースが十分足りていない場合、採用担当者の負担が大きくなり計画的に採用業務を進められない可能性も高いです。
採用代行サービスを活用すれば一部もしくは全体的な採用業務を任せられるため、採用担当者はほかのコア業務に専念できるようになります。
採用コストを削減できる
採用代行(RPO)サービスは採用業務のプロフェッショナルなので、委託することで採用コストを削減できます。
採用したい人物像が決まっていたとしても、最適な求人媒体の選定や原稿作成ができていなければ思ったような応募者を集めることはできません。
採用のプロに依頼すれば求める成果を上げることができ、採用コストの削減へとつながります。
採用のノウハウを学べる
採用代行(RPO)サービスを利用することで、担当者を通じて専門的な採用のノウハウを学べます。
人材採用における課題分析や改善策などのプロセスを学べるため、自社でノウハウを蓄積することで将来的な内製化を進められます。
採用活動の経験が少ない企業にとって、採用のノウハウを学べる点は、採用代行サービスを利用するメリットの1つです。
採用代行(RPO)サービスを利用するデメリット

採用代行(RPO)サービスを利用することで、以下のようなデメリットもあります。
- 丸投げすると採用ノウハウを蓄積できない
- 応募者との接点が少なくなる
良い点だけでなく、悪い点についても理解を深めておきましょう。
丸投げすると採用ノウハウを蓄積できない
採用代行(RPO)サービスでは採用業務の全てを任せられますが、丸投げすると自社に採用ノウハウを蓄積できません。
採用業務は契約後も行う機会があるため、自社に採用ノウハウを蓄積しなければ内製化を進めることは難しいです。
担当者を通じて採用活動のアドバイスをもらうことで、社内に採用活動の経験を蓄積できるようになります。
そのため採用業務を丸投げするのではなく、採用担当者はサービスを通じて採用ノウハウを蓄積するようにしましょう。
応募者との接点が少なくなる
採用代行(RPO)サービスに応募者管理を任せていると、自社との接点が少なくなります。
これから雇用する社員に継続的に社内で働いてもらうため、企業の人柄や雰囲気を理解してもらい信頼関係を築く必要があります。
入社後のミスマッチをなくすためにも、採用代行サービスだけに応募者管理を任せるのではなくコミュニケーションを取れる機会を設けておくことで信頼関係を築けるようになるでしょう。
採用代行(RPO)サービスの費用対効果を高めるコツ

採用代行(RPO)サービスの費用対効果を高めるには、以下のようなコツがあります。
- 依頼目的を明確化
- 得意分野をチェック
- 定期的な情報共有
十分な成果を得るためにも、ぜひチェックしてください。
依頼目的を明確化
採用代行(RPO)サービスを利用する際には、依頼目的を明確にしておくことが大切です。
例えば採用担当者の負担を軽減してコア業務に集中する、採用成功率を向上させるなど企業によって様々な依頼目的があります。
依頼目的は人材採用の方向性を固めるためにも重要なので、代行会社と認識を統一化するためにも依頼目的を明確化しておきましょう。
得意分野をチェック
採用代行(RPO)サービスは、それぞれ得意分野が異なります。
得意分野とは特定の業界や業務内容を指しており、自社のニーズに合った採用代行サービスに依頼することで求める成果を上げられます。
採用代行サービスの公式サイトには提供している業務内容などが記載されているため、契約前に複数社を調査しておくと良いでしょう。
定期的な情報共有
採用代行(RPO)サービスを利用する場合、業務を丸投げするのではなく定期的な情報共有が大切です。
情報共有をしなければ共通の認識を持つことができず、かえって工数が増えてしまい採用ノウハウを自社に蓄積することも難しいです。
例えばビジネスツールやWeb会議ツールなどを取り入れ、定期的にミーティングを行うことで正確な状況を把握できるようになります。
お互い共通の認識を持つためにも、採用代行サービスと定期的な情報共有を行うようにしましょう。
まとめ
今回は、採用代行(RPO)サービスの費用相場や具体的な料金体系について詳しく解説しました。
採用代行サービスに必要な費用は、採用人数や業務内容、委託業者の運営形態などによって変動します。
料金体系や運営形態によっても異なるため、自社の予算感に合った依頼先を見つけることが大切です。
依頼目的を明確にしながら得意分野をチェックし、定期的な情報共有を行うことで採用代行サービスの費用対効果を高められます。
サンクスラボでは、採用成功を支援するサービス「サンクスラボRPO」を提供しています。
ディレクターとAIのハイブリッド支援体制によって戦略立案から選考運用までを一気通貫でサポートするので、人材採用の課題解決を求めるならぜひご相談ください。
この記事を書いた人
サンクスラボ編集部
サンクスラボ株式会社が運営するメディアの編集部 。 障がい者雇用にかかわる情報を日々お届けします。